, 22 2012 . 19:38
+
wera1
Bleach
Bleach
01 ,
我らは姿無きが故に
それを畏れ
, ,
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02 ,
人が希望を持ちえるのは
死が目に見えぬものであるからだ
,
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03 ,
もし わたしが雨だったなら
それが永遠に交わることのない
空と大地を繋ぎ留めるように
誰かの心を繋ぎ留める
ことができただろうか
,
,
?
04 ,
ぼくたちはひかれあう
水滴のように惑星のように
ぼくたちは反発しあう
磁石のように肌の色のように
. , .
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05 , ()
剣を握らなければ おまえを守れない
剣を握ったままでは おまえを抱き締められない
, .
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06 ,
そう、我々に運命などない
無知と恐怖にのまれ
足を踏み外したものたちだけが
運命と呼ばれる濁流の中へと
堕ちてゆくのだ
( - - , , ).
07 ,
我々は涙を流すべきではない
それは心に対する肉体の敗北であり
我々が心というものを
持て余す存在であるということの
証明にほかならないからだ
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08 ,
錆びつけば二度と突き立てられず
摑み損なえば 我が身を裂く
そう 誇りとは
刃に似ている
, ,
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09 ,
ああ おれたちは皆
眼をあけたまま
空を飛ぶ夢を見てるんだ
,
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10 ,
俺達は手を伸ばす
雲を払い空を貫き
月と火星は摑めても
真実には まだ届かない
,
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11 ,
届かぬ牙に火を灯す
あの星を見ずに済むように
この吭を裂いてしまわぬように
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12 ,
我々が岩壁の花を美しく思うのは
我々が岩壁に足を止めてしまうからだ
悚れ無きその花のように
空へと踏み出せずにいるからだ
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13 ,
誇りを一つ捨てるたび
我らは獣に一歩近付く
心を一つ殺すたび
我らは獣から一歩遠退く
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14 ,
軋む軋む浄罪の塔
光のごとくに世界を貫く
揺れる揺れる背骨の塔
堕ちてゆくのはぼくらか 空か
, ,
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, ,
, ?
15 ,
ぼくはただきみに
さよならを言う練習をする
.
16 ,
降り頻る太陽の鬣が
薄氷に残る足跡を消してゆく
欺かれるを恐れるな
世界は既に欺きの上にある
.
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17 ,
血のように赤く
骨のように白く
孤独のように赤く
黙のように白く
獣の神経のように赤く
神の心臓のように白く
溶け出す憎悪のように赤く
凍てつく傷歎のように白く
夜を食む影のように赤く
月を射抜く吐息のように
白く輝き赤く散る
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( . , , ).
18 , -
あなたの影は密やかに
行くあての無い毒針のように
私の歩みを縫いつける
あなたの光はしなやかに
給水搭を打つ落雷のように
私の命の源を断つ
,
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19 ,
そう、何ものも わたしの世界を変えられはしない
, , .
20 ,
美しきを愛に譬ふのは
愛の姿を知らぬ者
醜きを愛に譬ふのは
愛を知ったと驕る者
, : !,
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